勝手にkintone SIGNPOST解説 STEP.1 1-06「業務のkintone化」

アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!

本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。

STEP.1 1-06「業務のkintone化」

弊社はkintoneをカスタマイズするサービスgusuku Customineを提供していますが、それでもkintone標準機能でできることは標準機能を優先して考えるべきだと考えています。

基本的に、

  • 作らない
  • シンプル
  • 引き継ぎ可能

が重要ポイントです。

シンプルさを維持するという意味で、標準機能でできるからといって複雑な計算式を作って入れるというのも避けるようにしています。読めない計算式を作るくらいならgusuku Customineで作ったほうがシンプルになるケースもあります。

kintoneのようなSaaSを使う場合は、そのSaaSの流儀に従わないと十分に活用することはできません。

今まで使ってきたシステムと違うので現場に文句を言われるというケースはよくありますが、このときこの文句は2つにわけて考える必要があります。

  • 慣れれば解消できること
  • 対応しないと業務が滞ること

慣れの問題は、よく例にあげるのですが「kintoneの保存ボタンは左上に出てくるけど、今までは右下にあったので右下に変えてほしい」みたいな要望です。これは慣れの問題です。

慣れれば済むということまで対応してカスタマイズをしてしまうと、カスタマイズ費用が増大しますし、なにか変更したいというときにもカスタマイズ部分を考慮しないといけなくなるので大変です。

カスタマイズしたほうがいいのは、

  • 特定の見せ方・見え方をしないと理解や判断を誤る可能性がある
  • 操作をサポートしないと入力ミスが起きる、もしくは入力の手間が大きすぎる

というような箇所です。

そして、カスタマイズを考える前にもっとも重要なのは「kintoneの標準機能でできることを正しく理解する」ということです。これをサポートするために、弊社ではkintoneの研修プログラムclouduniversityを実施校として提供しています。よかったら受講してみてください。

kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。

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