勝手にkintone SIGNPOST解説 STEP.2 2-17「未来の変化への備え」

10アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!

本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。

STEP.2 2-17「未来の変化への備え」

アールスリーではHighspeedSIで開発をお手伝いしたお客様には、すべて保守契約の締結をお願いしています。

これは、システムというものは必ずあとから要望が出てくるからです。保守契約でできる範囲は軽微なものに限られますが、保守契約をしておいていただけると、変更するかどうかの相談にも対応することができるので、継続的な改善に役立ちます。

改善の相談をする中である程度の規模の開発が必要になる場合はあらためて開発プロジェクトを行うことになりますが、そこまの過程がスムーズになるイメージです。

「システムは作って終わりではなく、作ったときでスタートライン」なのですが、従来型のシステム開発に慣れている方はこのイメージを抱きづらいようで、保守契約をされない方もいらっしゃいます。

このタイプのお客様に限ってあとから変更に迫られることが多く、時間も費用もかかる結果になります。

未来は予測できない

この前提にたって考えるか考えないかでずいぶん違ってきます。予測可能な範囲は精緻に予測します。そのためにも1-10 根本原因の追求で紹介したように、計画も分解して予測できる部分と予測できない部分にわけておき、0-02 素早く繰り返すでご紹介したように、予測できないフェーズは幅をもって予算を確保しておくなどの対策が必要になります。

未来は予測できないことを前提に「必ず未来は変化する」という前提で計画をたてて、社内でも「ここは予測できるけどここは予測できない」と説明できるようにしておきましょう。

kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。

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