アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!
本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。
STEP.6 6-40「担い手を増やす」
この「担い手を増やす」は2つの点でとても重要です。
担当者がいなくなるリスク
kintoneを1人で導入する方は結構多く、アプリの作成や社内の説明もその1人の方が実施されたということがよくあります。しかし、その方が異動されたり退職されたりすると、とたんにkintoneをわかるひとがいなくなり困ってしまうことになります。
挙げ句の果てにわかる人がいないことにより、新たな担当者がまた別のツールを導入し、kintoneは解約になり現場は活用していたkintoneを手放し新しいツールに慣れないといけないということが起きます。
kintoneを解っている人が1人もしくは少数しかないというのは明らかにリスクとなります。
そのためにも「担い手を増やす」ということはとても大切です。
kintoneらしさを失うリスク
ここまでkintone SIGNPOSTを読まれている方は十分に理解されていると思いますが、kintoneの良さは現場を巻き込み、現場の人もアプリを作成し業務改善できることにあります。
少数の担当者だけでアプリ作成をしていると広がりやスピード感が制限されkintoneでスピーディにアプリが作成できるという良さが失われます。
パターン本文に記載のあるように利用者のITリテラシーを鑑みながらアプリ作成ルールを決めて「担い手を増やす」ことをやってみてください。
社内での「担い手を増やす」ためのきっかけとして、kintone hiveを一緒に見に行ってみるのもオススメです。他者の活用例や自分と同じようなITリテラシーの方が登壇されていたりする場合なども刺激になると思います。
1人は避けてください
kintoneを1人で導入するのはできるかぎり避けるべきです。できれば最初から複数の仲間を作って、その仲間のみんながkintoneを触れる状態でスタートしていき、そこからどんどん「担い手を増やす」ということにトライしてみてください。
kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。