勝手にkintone SIGNPOST解説 STEP.3 3-25「プロセスのシンプル化」

アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!

本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。

STEP.3 3-25「プロセスのシンプル化」

このパターンはkntone SIGNPOST本文ではkintoneの基本機能でできる・できないを軸に話が展開されていますが、大切なのはここまでの記事で解説したきたような「既存のやり方の生き写しをしようとしない」「ゼロベースで考える」といった点です。

kintoneの導入時には、kintoneを導入することが目的化してしまいがちです。そうならないように注意しながらみなさんの業務のあるべき姿を考えてください。

あるべき姿を検討した結果、パターン本文にあるような「取り戻し」や「代理承認」が不要だと判断されればそれでいいですし、必要だとなればプラグインや連携サービスの導入を考える必要があります。

ちなみに「取り戻し」も「代理承認」もアールスリーのgusuku Customineで実現可能です。

あるべき姿の検討のコツですが、イレギュラーケースを最初から考えないでください。最初からイレギュラーケースを考え出すと、あれも必要、これも必要となってプロセスはシンプルになりません。

まずはゴールデンルート(もっとも頻繁に通るルート)であるべき姿を検討したのち、イレギュラーケースを検討します。

イレギュラーケースも、そのイレギュラーに本当に対応する必要があるのか?実はもっとシンプルでいいのではないか?と常に疑って考えてみてください。

そこまで整理してから、kintoneのプロセス管理の設定を行ってください。

余談ですが、kintoneのプロセス管理の設定画面。お世辞にも使いやすい・わかりやすいとは言えません。ただ、このプロセス管理の設定画面で設定できない・設定したものの意味がわからないのであれば、そのプロセスは複雑すぎるというシグナルであると捉えることもできます。

プロセス管理の設定画面で理解できる設定ができるかというのを1つの指標として考えてみるのもいいかもしれませんね。

kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。

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