kintone導入成功のコツ

勝手にkintone SIGNPOST解説 STEP.3 3-23「図に描く」

作成者: 金春 利幸|2021/12/14 0:00:00

アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!

本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。

STEP.3 3-23「図に描く」

チームで議論するときには「同じものをみている」ということがとても大切で、同じものをみていないと話が食い違ってくるということは容易に想像できると思います。

実は業務も同じで、みんなわかっている業務だと人も人によって実は違うように見えていることが多いです。みんな自分の担当領域は詳しいですが、それ以外の領域は詳しくないので、濃淡が強くでます。

そこで、議論を円滑に回すためにも業務フロー図を描くことはとても大切です。業務フロー図を描いて議論することで、今まで誰も気付いていなかったムダな業務や、あきらかに効率の悪い流れの部分が見つかったりします。

「そんなこと言われても業務フロー図なんで描いたことない」という方は、こちらのコラムをみて描いてみてください。完璧でなくていいんです。描けるところから描いてみてチームで議論してみてください。

そして、業務フロー図が描けたらそれを3-22 3つ以上のアイデアでご紹介したようにゼロベースで見直してみてください。そうすると改善アイデアが見えてくると思います。

同じように、整理したほうがいいものにアクセス権があります。アクセス権は適用順などもあり頭の中だけで考えると設定をミスしがちです。こちらの動画に基本的な考え方・整理の仕方をご紹介していますのでぜひご覧ください。

kintoneの開発は従来のシステム開発と異なり、ドキュメントを作ってから開発するようなスタイルは合いません。しかし、思考を整理したり補助するための図や表は積極的に作成しましょう。

ドキュメントを作成することを目的にするのではなく、議論が進むこと・頭を整理することを目的とするとわかりやすいですね。

kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。