アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!
本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。
業務改善には全体を俯瞰する視点がとても大切です。自分の詳しいところだけ改善しても効果が得られません。
業務というのは川の流れのようなもので、自分の目の前の川幅が狭くなっていて流れが悪くなっているからといって、そこの川幅だけ広げても、実は下流にもっと狭くなっているところがあってそこが洪水していたら意味がありません。自分の前の川幅を広げたことにより、下流の傷を広げることにすらなりかねません。
業務改善したい業務がある場合、その全体を把握する必要があります。それには業務フロー図を書くことが多いのですが、それについてはリンクしている記事をご覧ください。
大切なのは、全体の流れを把握しボトルネックをみつけることです。そのためには社内だけでなく、社外との絡みがある部分はそれも含めて把握する必要があります。
また、流れを把握するには、水にあたる部分、つまり各業務にどういうインプットがあってどういうアウトプットがあるのかを把握してください。
kintoneをはじめとした業務システムというものは、基本的にこのインプットとアウトプットを整理してコントロールするものだからです。
この全体の俯瞰は、慣れてくると頭の中だけでできるようになりますが、慣れないうちはきれいじゃなくていいので文字か図にして把握するようにしてください。
これをせずにいきなりkintoneアプリを作るのはあまりオススメしません。
kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。