アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!
本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。
kintoneをを使っていてつらいのは次の2つです
業務は1つのチームで終わるとは限りません、いろいろな部署・チームの担当者が絡みます。
そのような時、同じデータであってもチームによって見たい形・見せるべき形がかわります。これがkintoneの1つのアプリだとうまくいきません。
カスタマイズビューという方法を使って独自の画面を作る方法もありますが、大きな開発が必要になりますし、その後の変更にも弱くなるので第一選択肢にはなりません。
こういう時は、担当別にアプリをわけるというのがkintoneでの常套手段になります。基本機能で行う場合はアプリアクションを使って次のアプリへ情報を渡す形になります。もしくは前段での内容は見るだけでよければ関連レコードやルックアップで取るという方法もあります。
これらのいずれの方法は、後段の作業者がレコードを作成するためのアクションを起こさないといけないというのが悩ましいところです。
そこで、gusuku Customineを使うと、前段のアプリのプロセス管理が完了したタイミングで、次の担当用のアプリにレコードを作ってプロセスをスタートさせるなんてことも可能です。
gusuku Customineでできるもう1つの方法として、担当者別タブという方法があります。gusuku Customineのタブ表示の機能は同じ項目を複数のタブに入れることができます。それを使って、担当者別にタブを作れば、その担当がみたい項目だけを入れたタブを作ることが可能です。また、デフォルトで開くタブも人によって制御できるので自分のタブが最初に選ばれているという状態にもできます。
基本機能でできることやカスタマイズでできる方法などいろいろありますが、考えるべきポイントは、次の2つです。
基本機能でこの2つに問題なければ、基本機能でやりましょう。基本機能では問題が起きるのであれば、カスタマイズを検討してみてください。このような時も、0-02 素早く繰り返すと2-20 小さなリリース単位をよく理解して、まず基本機能ですぐにリリースしてみて、問題あればカスタマイズを検討するというようなやり方でいいですね。
kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。